卒業後の展望
オーストラリアでIT関連の職に就いた場合、他の専攻に比べて平均年収が高い傾向にあります。
特に、IT技術をビジネスにどう応用するかを企画・推進する職種であるビジネスアナリスト（Business Analyst） や ITコンサルタント（IT Consultant） は、オーストラリア国内での平均年収が約80,000豪ドルと非常に高水準です。
また、エンジニア はオーストラリアで最も安定かつ専門的な職業の一つとされており、初任給の平均も約70,000豪ドルと、非常に高い水準です。
オーストラリアは発展の可能性が無限にある国であるため、エンジニアリング分野は今後も高い需要が見込まれ、良好な労働環境と比較的余裕のある勤務スケジュールにより、安定した職業生活が期待できます。
専攻分野の説明
IT学科：
オーストラリアのIT学科では、「情報技術」やデジタル技術、そして技術の変化をマネジメントできるIT専門家の育成に焦点を当てています。
IT学科では以下のような細分化された専攻から選択できます：
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Information Technology（ネットワークセキュリティ）
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Computer Systems Technology
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System Analysis and Design
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Software Development
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Digital and Interactive Games（ゲームプログラミング）
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Mobile Application Development
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Business Information Systems Management
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Business Analysis and Information Technology など
学びたい分野や、卒業後の就職希望分野に応じて、最適な専攻を選択することが可能です。
オーストラリアで永住権まで視野に入れている場合は、ACS（オーストラリアコンピューター協会）が認定する教育機関の指定コースを修了する必要があります。
エンジニアリング学科：
エンジニアリングコースは他の専攻よりも修学期間が長く、平均3年の学士課程より1年長い4年制が一般的ですが、その分、専門性の高い工学コースが多く用意されています。
建設業界や機械産業が発展しているオーストラリアにおいて、代表的なエンジニアリング専攻は以下の通りです。
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機械工学
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電子工学
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土木工学
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金属工学
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電力・エネルギー工学
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石油・ガス工学
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環境工学
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生体工学（バイオメカニクス）
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海洋工学
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コンピューター工学
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航空工学 など
オーストラリアで永住権を目指す場合は、EA（Engineers Australia）に認定された教育機関のコースを修了する必要があります。
IT・エンジニアリング
専攻分野
IT学科
エンジニアリング（工学）学科
IT（Information Technology／情報技術） とは、コンピューターを基盤としたアプリケーションソフトウェアやハードウェアの研究、設計、開発、応用、サポート、管理に関連する分野を指します。
ITは世界中で継続的に発展している産業分野であり、特にソフトウェア開発やインターネット通信産業に対するオーストラリア政府の投資が拡大しているため、オーストラリアにおいて最も将来性のある職業の一つとされています。
エンジニアリング（工学） とは、工業的な生産を基盤とし、それを応用して生産力や製品の性能を向上・発展させるための科学技術を体系的に学ぶ学問です。ITよりも幅広い専攻選択が可能で、多様な分野に分かれています。
